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ファイル転送サービスとクラウドストレージの違い〜自社に合うのはどっち?〜

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ファイル転送サービスとクラウドストレージの違い〜自社に合うのはどっち?〜

取引先への資料送付や社内でのファイル受け渡しが増えると、「ファイル転送サービスとクラウドストレージのどちらを使うべきか」と迷うことがあります。

ファイル転送サービスは、ファイルをクラウドやサーバ上に一時的に保管し、発行されたURLを通じて相手に受け渡すためのサービスです。
クラウドストレージ(ファイル共有サービス)とは、クラウド上に保存したファイルを複数の利用者で継続的に共有し、閲覧や編集を行うためのサービスです。

どちらもファイルの受け渡しに利用できますが、利用目的や適したシーンは異なります。その違いを理解せずに選ぶと、運用負荷の増加やセキュリティリスクにつながる可能性があります。

本記事では、ファイル転送サービスとクラウドストレージの違いを整理し、自社に適した選び方や使い分けのポイントをご紹介します。

ファイル共有とファイル転送は「利用目的」が異なる

社内で活用するか、社外へ送付するかで選ぶ

クラウドストレージとファイル転送サービスを比較する際は、まず「誰とファイルをやり取りするのか」を整理することが大切です。

クラウドストレージは、社内メンバーやプロジェクト関係者が同じファイルを継続的に閲覧・更新する用途に適しています。一方、ファイル転送サービスは、取引先や顧客など社外の相手へファイルを安全に送付する用途に適したサービスです。

ファイルの種類だけではなく利用シーンで判断する

サービスを選ぶ際は、ファイルの種類だけでなく、「社内で共有するのか」「社外へ送付するのか」といった利用シーンを確認することが重要です。

クラウドストレージは、社内メンバーが継続的に閲覧・更新する資料の管理に適しています。一方、ファイル転送サービスは、見積書や納品データなどを取引先へ安全に送付する用途に向いています。

そのため、社内での情報共有を重視するのか、社外とのファイル受け渡しを重視するのかを整理したうえで選定することで、自社に合った運用ルールを構築しやすくなります。

クラウドストレージが適しているケース

複数人での閲覧・編集を効率化できる

クラウドストレージは、同じファイルを複数のメンバーで継続的に利用する業務に適しています。たとえば、提案書の共同作成、プロジェクト資料の管理など、更新や確認が繰り返される場面で大きな効果を発揮します。最新版を一元管理できるため、メールで何度もファイルを送り直す手間を削減できる点もメリットです。

長期運用では管理ルールが欠かせない

一方で、共有環境は利用期間が長くなるほど管理の重要性が高まります。

共有リンクの放置や過剰な閲覧権限、不要ファイルの蓄積は、情報漏えいリスクにつながる可能性があります。

そのため、保存期間やアクセス権限、閲覧履歴の管理方法まで含めて運用ルールを整備することが重要です。

ファイル転送サービスが適しているケース

大容量ファイルの送付や機微情報の社外やり取りに適している

ファイル転送サービスは、見積書や納品データ、動画、図面などを取引先へ送付する際に適したサービスです。メール添付では扱いにくい大容量ファイルもスムーズに受け渡すことができ、受信者も専用リンクから簡単にファイルを受け取れます。

特に、取引先や顧客とのファイル授受が多い場合は、クラウドストレージよりもシンプルに運用しやすく、効率的なファイル送付を実現できます。

脱PPAPや誤送信対策を進めやすい

近年は、パスワード付きZIPファイルをメール送付するPPAP運用の見直しが進んでいます。ファイル転送サービスは、ファイルと認証情報を別経路で扱うことで、メール経路上での盗聴や情報漏えいのリスク低減が期待できるため、脱PPAPを推進する企業の選択肢として活用されています。

また、ファイル転送サービスでは、IPアドレス制限や認証機能などを活用してアクセス管理を強化できるため、不正アクセスや意図しない第三者への情報漏えいリスクを低減できます。単にファイルを送付するだけでなく、安全なファイル受け渡しを実現する手段として導入が進んでいます。

利用シーン別のおすすめの使い分け

社内での共同作業ならクラウドストレージ

更新頻度の高い資料や、複数部署で確認するファイルには共有サービスが適しています。
最新版管理や履歴確認がしやすく、チーム全体の業務効率向上につながります。

社外への送付ならファイル転送サービス

納品データや見積書、動画・図面など、取引先へ大容量ファイルや機微情報を送付する場合には、ファイル転送サービスが適しています。メール添付では扱いにくいファイルもスムーズにやり取りできます。

用途に合わせて役割を分ける

共同編集が必要なファイルを転送だけで運用すると再送の手間が増えます。一方で、一度渡せばよいファイルを共有環境に置くと管理が煩雑になり、セキュリティリスクが高まります。

それぞれの特性に合わせて使い分けることが、効率的な運用につながります。

横スクロールでご覧いただけます。

比較軸 クラウドストレージ(ファイル共有サービス) ファイル転送サービス
主な利用用途 社内での継続的な共有と共同編集 社外への一時的なファイル送付、受け取り
セキュリティ 共有リンクや閲覧権限の適切な設定が必要 宛先制限・ダウンロード期限・承認で送付単位に制御可能
運用・ルール 保存期間・アクセス権限ルールや定期的な棚卸しが必要 送付ごとに完結し、期限切れで自動削除される仕組みが多い
相手側の手間 アカウント発行や権限付与が必要な場合がある URLからのダウンロードで完結する場合が多い

両サービスは優劣を比較するものではなく、利用用途が異なります。継続的な共有にはファイル共有サービス、一度限りの確実な送付にはファイル転送サービスが適しています。

ファイル転送サービス「SPACE PORTER」で安全なファイル受け渡しを実現

顧客とのファイル送受信を効率的に標準化

SPACE PORTERは、脱PPAPや安全なファイル授受の仕組みづくりを検討している企業に適したファイル転送サービスです。

大容量ファイルの送受信に対応しながら、利便性とセキュリティの両立を支援します。

情報漏えい対策と業務効率化を両立

ファイル転送サービスの導入は、単にメール添付を別の手段に置き換えることではありません。安全なファイル受け渡しの仕組みを整え、情報漏えいリスクの低減や運用の効率化につなげられる点が大きなメリットです。

SPACE PORTERは、そうした運用改善を支援するサービスとして活用できます。

まとめ:自社の利用シーンに合った選択が重要

クラウドストレージは、社内の共同編集に適した仕組みです。一方、ファイル転送サービスは、社外とのファイル受け渡しに適しています。

脱PPAPの推進や情報漏えい対策の強化を検討している場合は、まず現在のファイル授受方法を見直してみましょう。そのうえで、自社にとって最適な運用方法として、SPACE PORTERの活用をぜひご検討ください。

著者情報

著者 SPACE PORTER セールスチーム
「SPACE PORTER」のプロモーション・販売を担当するチームです。お客様の業務課題に寄り添いながら、より安全で便利なファイル共有の実現をサポートしています。コラムでは、導入事例や活用のヒント、運用のコツ、最新機能情報など、日々の業務に役立つ情報をわかりやすくお届けします。
開発・販売元 三菱電機ソフトウエア株式会社
「SPACE PORTER」の開発・提供元である三菱電機ソフトウエア株式会社は、長年にわたり培ってきたシステム開発の知見と高い品質・信頼性を強みに、進化する情報技術を取り入れながら、お客様の課題解決に貢献するIT製品・サービスを提供しています。
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